5月3日 連休後半

さあ、ゴールデンウィーク後半ですね。

昨日は、あまりの暑さにうんざりでした(笑)

所用で神戸まで行って来たのですが、袷の着物に羽織ではとても無理。

羽織だけでも涼しくと、絽の羽織を着ました。

その神戸では、すでに夏物の着物の方も多く、

着物も洋服同様に、気温や個人の感覚で着こなす方が多くなったのだなぁ〜。

そう思った愚僧です(^-^)/

 

さて先日、新規の檀家?になられるお宅にお伺いしました。

随分に喜んで頂け、御礼の電話まで頂きました。

殊に、愚僧の持参した小さな小さなお供物に感激されたようで、

繰り返しの御礼の言葉を頂きました。

本当に小さなお供物でしたので、愚僧の方が恐縮一杯でした(大汗)

 

仏教には、『三輪清浄』の言葉があります。

布施の有り様の事です。

布施をする側、される側、そしてその物。

この3つが、清浄でなくてはならないと言う事です。

布施には色々なものがありますが、

こだわりの無い、欲の無い、思いやりや温かさのこもった、

きれいな心からの施しでなくては、神仏には通じないのでしょう。

 

昔、「神仏には、一円が一万、一万が一円に見える事もある」

そう言われた事があります。

一粒の米で、千人の空腹を満たすと言われる神仏ですから、

布施の三輪清浄を見抜かれて居られるのでしょう。

 

日々の行いもまた、この三輪清浄を忘れぬように!

そう肝に銘じたい愚僧です。