寒い事です。
一度暖かい日を経験したから、一段と寒の戻りが堪えます(笑)
愚僧も、一度脱いだ着物一枚、再び重ね着の今朝の事でした。
月参りの自転車走行途中、桜の名所でもある中浜の浄水場を通りましたが、
桜の開花は足踏み状態。
数輪咲いた桜が、余計に寒さを感じさせました。
昨日は、旧の二の午。
昼前、信者さん宅に伺って、一座のご法楽を差し上げました。
昔で言う、一族郎党の為に建立された、お宅のお稲荷様。
その意向を深く感じた愚僧でした。
さてさて、桜も足踏みなら、愚僧も足踏み状態か?
新たに布教の場所を考えているのです。
当院役員さんや師僧、関係者さんにお話しさせて頂いても賛成の言葉。
場所の提供者さんやその周りの方々も、推進の一途。
本当に有難い事で、感謝・感謝の愚僧なのです……が(汗)
『大日経』の中の<三句の法門>
「菩提心を因と為し 大悲を根と為し 方便を究竟と為す。」
弘法大師様も、最も大事にされた事です。
悟りを求める心を因とし、苦を抜き、楽を与える心を根として、
方便を以て、自利利他(自分も他人も満足する=仏の教えを勉強する)
を完成させる。
今の時代の布教には、その方便も一番肝要な事と思いながらも……。
愚僧である身なれば、この<因と根>が、しっかりと心中にあるか?
そこが、愚僧に足踏みをさせているのです。
明日からまたまた、バタバタのスケジュールが続きますが、
真摯に、神仏に問いかけてみたい愚僧です。
来週末には、桜は満開になるとか?
愚僧も早く、心身の一致をさせて前に進み、
皆さんに、善き報告を致したい!と思います。