昨日24日は、お地蔵様の御縁日。
今年最後の地蔵盆のお参りをさせて頂きました。
24日に合わせて地蔵盆を行う町会さんは、
子供中心の町会さんとは、少し雰囲気が違います。
読経後の愚僧の拙い法話も変わります。
子供の守り仏から、その土地・地域の守り仏へ。
眼・耳・鼻・舌・身の五感に感じ無くとも、明らかに存在する神仏。
五感に感じ無いから信じない!
でも今現在、その同じ五感に感じ無いものが、日々ニュースになります。
『放射能』ですね。
五感に感じ無いから信じない!
親子や兄弟、隣近所の愛情も、五感に感じ無くては信じませんか?
古の方々は、その五感に感じ無い神仏を崇め、怖れ、頼みにされたのです。
現在の我々にも、そんな気持ちが欲しいものですし、
兎も角も、誰の心中にも、意識の有無に関係無く、存在するようです。
さて話題変わりますが、今週号の文春雑誌に、寺院の経営難の記事が載っています。
五感に感じ無いものは信じない時代の流れの中、
その中心にある寺院の難儀は大きいものです。
寺院や僧侶にも、その任を問わねばなりませんが、
難しい時代になったのは事実ですね。
今年のお盆行事は全て終了しました。
愚僧自身にも、寺院や僧侶の在り方を考えさせられた、
今年のお盆行事でした。
昨夜の強雨で、秋の気配が進んだようです。
愚僧も愚僧なりに、進みたい‼︎
そう思う今日この頃です。