ここ数日、思いも寄らぬ多忙となり、少々お疲れ気味な感じです。
午前中、明日の地蔵講の準備。
お花等々は、毎朝お世話を下さる方のお蔭でOK。
お供物やお茶の用意。
お昼には、東京在住の檀家さんが、亡母の33回忌に来院されました。
よく50回忌が切上法事と言われますが、仏教側から言えば、
33回忌が切上法事になります。
これ以後は、御先祖代々として御供養されます。
「親の33回忌が、元気で行えてうれしい限り」
そう言われて帰って行かれました。
昨今、割とないがしろ気味な法事や仏事ですが、
人生の節目としては、やはり大切にして欲しいものです。
お誕生や結婚式などのお祝い事は、きちんと行われる方向にありますが、
法事や葬儀は、簡略・簡素化が目立ちます。
法事や葬儀も、故人・亡者の旅立ちや大事な節目です。
生きている者ばかりの行事も大切ですが、
故人や亡者の事も忘れて欲しくないものですね。
「式」と呼ばれるものは、祝儀・不祝儀に関わらず、
大事な儀式なのですから。
さて明日は地蔵講。
御参拝の有無に関わらず、
御先祖様や水子様・有無縁精霊の御供養を勤めさせて頂いております。
どうぞ、お参り下さいませ。