宵法事と本法事。

今日は、穏やかな冬の晴天。

天気予報では、三寒四温が始まりそうです。

三日寒くて、四日暖かい・・・本当にそうなりますか?

 

さて昨日10日は、当院寺庭・安子の一周忌でした。

一年って早いものです。

それに先立って、9日夜に宵法事を勤めさせて頂きました。

 

「宵法事ってなに???」

そう思われる方も多いでしょうか?

昨今勤める事も、勤める家も少なくなりましたが、

本法事の前日に、本当の近親者にて行われる法事です。

お坊さんを読んで読経して貰い、屈託ないメンバーで、故人に思いを馳せる法事です。

本法事のように、客人を呼び、体裁を繕わない法事です。

38名ほどの法縁者さんが集まって下さり、本当に、和やかな穏やかなひと時でした。

 

昨日の本法事。

平日にも関わらず、27名の方が仕事や用事を繰り合わせてお参り下さり、

これまた、和やかな穏やかな本法事となりました。

 

葬儀や法事は、「故人の遺徳と、施主の威徳に寄る」といわれます。

施主である愚僧には、残念ながら威徳と言うものは皆無ですが、

叔母であり、当院寺庭である安子氏の遺徳が感じられる法事でした。

 

愚僧も、これにて一区切りがついた法事となりました。