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この世に客に来たと思えば何の苦もなし

平成26年2月10日(月)


一昨日の大雪の影響が、未だに残っているニュースが流れています。
愚僧が在山した高野山も大雪の場所です。
冬になれば、毎日が雪かきでしたから、割と雪には慣れているほうですが、
この寒さには慣れませんね(笑)
特に今日のように風の強い日は、肩を竦め腕組みをして・・・ハハハ。

昨夕は、法縁者さんの息子さんの結婚式の準備に立ち合わせて頂きました。
御目出度い!事は良いものです。
思えば、知り合った頃には小中学生だった子達が、就職に結婚に、そして子持ちに。
年月の経つのは早いものです・・・愚僧も歳を取ってるって事ですよね(悲)

兎も角、新しい家族が増えることはうれしい事です。
愚僧のように身内が少なく、
その上、義理関係の多い立場では、家族が増える=ややこしい?って思ってしまいます。
「 親しき仲にも礼儀あり 」 と言いますが、この言葉が一番大切なのは家族関係かも知れません。
「 親だから・・・子供だから・・・兄弟だから・・・ 」 と、
言葉も、立ち姿も改めず、手土産の一つも持たず・・・こんな関係は、その関係が良好な内だけです。
一旦拗れると、家族の揉め事は限りの無いものです。
愚僧自身の事でも、受けた相談事でも、
家族関係は、仏教の中で嫌う<執着>の極まったもののように感じた事が、度々あります。
家族こそ、「 親しき仲にも礼儀あり 」 の言葉を噛み締めたい関係だと思っています。

この世に客に来たと思えば何の苦もなし。
朝夕の食事は、うまからずとも誉めて食うべし。
元来、客の身なれば好き嫌いは申されまい。
今日の行くを送り、子孫兄弟によく挨拶して、
娑婆の御暇(おいとま)申するがよし。

「人間この世にやってきたと思えば苦労はない。満足する食事が出されたら、ご馳走と思っていただき、
満足できない食事が出されたときでも、自分は客であるのだから、褒めて食べなければならない。
夏の暑さ、冬の寒さも、客であるのだから、耐えなければならない。
子や孫、兄弟も、自分と一緒にやってきた相客と思って仲良く暮らし、
あとに心を残さず、さらりと辞去せねばならない」

本当に、善き言葉だと思う愚僧です。

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