【賽院河原地蔵和讃】に詠われていますが、
「彼の嬰児の所作として、河原の石を取り集め、是にて回向の塔を組む。
一重組んでは父の為。二重組んでは母の為。
三重組んでは古里の兄弟我が身と回向して。
・・・・(略)・・・・・
娑婆に残りし父母は、追善作善の勤め無く、只明け暮れの嘆きには、惨や(ムゴヤ)悲しや、不愍(フビン)やと。親の歎きは汝等が、苦患(クゲン)を受くる種となる。」
水子様は、親を恨む事無く、父母兄弟姉妹が、「健康で明るく楽しく」過ごしてくれるように、仏の世界で、功徳を積み、我々に回向されています。
我々もまた、水子様の為に、功徳を積み、回向し、悲しみは悲しみとして、また、自分達の身勝手で流してしまった、水子様に申し訳なく思いませんか?
「水子は、祟る」などの、噂に惑わされず、しっかりと、ご供養して差し上げ、水子様に、『感謝』と『懺悔』を致しましょう。
※24日地蔵講以外での、水子供養などの供養・祈願事は、事前のお申し込みをお願いします。
地藏院では、故人様のご遺骨と他人様とのご遺骨を混同せず、個別合祀の形にて、納めさせて頂きます。
永代供養の折り、ご遺骨を他人様と混同される事に抵抗感のあられる方にも、ご安心頂けると思います。
また当院では、永代供養の折りに、半永久的に傷む事無い、ステンレス製のお位牌を作製し、お納めになるご遺骨と同時に、ご供養致します。
これにより、以後の年忌法要や月参り、お彼岸やお盆のお参りに、写真の如くに、阿弥陀様のお手元にお祀りして、ご供養を勤める事が出来ます。
一日中お参りの方々の絶えない、住職による日々のご供養のある永代合祀供養の阿弥陀様です。
墓地を購入しても、遠くて、年に何回しか香華が供えられない。
個人での購入・管理では、負担が大きい。
そんなお悩みをお持ちの方は、宗旨・宗派を問わず、お気軽に、ご相談下さい。
なお、従来(昭和18年~)の、本堂内の永代供養棚にても、故人のご遺骨やお位牌をお預かりしておりますので、お申し付け下さい。
現在、大阪では核家族化が進み、 家族葬や直葬といった厳かに身内だけで葬儀・葬式を行うのが年々増えています。
華美に葬儀をする事より、本当に故人を知る方たちで、最後を送りたい。
家族葬は、そんな方にご提案させて頂くご遺族、ご親族の皆様だけでお見送りする葬儀です。
地蔵院ではそのような、ご家庭の事情に応じて質素ではあるけども粗末ではない、家族葬を行っています。
家族の一員である可愛いペット。
皆で可愛がっていたペットのご供養と埋葬を地蔵院ではお受けしております。
寺院内の一部にペット専用の墓石をご用意してあり、そちらでペットのお骨の埋葬をお受けします。
ただ埋葬するだけでなく、住職が立ち会い、お経を上げしっかりとした形でペットへの安らかな眠りを祈願し、極楽浄土へ導きます。