福徳阿弥陀如来と呼ばれ、左右に、観音菩薩・勢至菩薩を脇持として、 各家の亡者に極楽浄土の福徳を、 生者には密厳浄土の福徳を与える、 当院のご本尊様として信仰を集めています。
当寺院には、御本尊、前立仏、前々立仏と 三体の阿弥陀様が姿を見せられて九品十楽の教えを説いておられます。
その正面には、千手千眼観音菩薩が、 毘沙門天・地蔵菩薩、風神・雷神を脇持として、そのお姿を見せられています。
篤信者数件にて建立され、現在を苦悩する我々を、済世利人の誓願にて済って下さる、 二大童子を率いられたお不動様。
その正面は、 今まさに不動利剣を呑まんとされる倶利伽羅不動。
左右に、愛染明王、弘法大師。
下段左右に、座童子不動、烏須沙摩明王。
地蔵講同日に人形(ひとがた)護摩を修法しています。
いずれも東淀川より、 移転されてきた、『薬師如来様』と『頸力院地蔵菩薩様』です。
薬師如来様は、我々を病気や怪我から守り、身心安楽を与えて下さり、頸力院地蔵様は、頸から上の病気や怪我に、不可思議な法力を示されます。
当院への遷座を機に北向にお座り頂き、その法力倍増を願いました。
御宝前には、<加持水>がありますので、日々の身心安楽の為、薬を飲まれる折りに頂いて下さい。
※地蔵菩薩本願経見聞利益品に、「以浄水安大士前 一日一夜求服之」とあります。
どうぞ、「無病息災」「当病平癒」のお参りをなさって下さい。
毎月地蔵講の折りには、お一人ずつお加持をさせて頂いております。
北向薬師三尊と共に、当院へ移られたお大師様です。
今にもお話をされそうな、端正なお顔立ちのお大師様です。
巻いておられる<半帽子>は、当院へお座りになられた時に、奉納されたもので、一段と有難いお姿になられました。
大黒・恵比寿様・三面大黒様(左)
杵を持つ大黒・恵比寿様。大きなお身体の大黒・恵比寿様。
いずれも、岡山の篤信者さん寄進。
正面・大黒 右・弁天 左・毘沙門天。
一つのお体に三面のお顔を持たれ、三面大黒と呼ばれるお姿です。
徳島の篤信者さん寄進。
いずれも、 商売繁盛・金運上昇・福徳円満等 『大黒 五大功徳』 のご利益ありと言われます。
本堂内・三社堂(中)
伝来釈迦如来。
千葉県の篤信者さんから奉納。
金運上昇のご利益ありと、 参拝者多数ございます。
一葉観音(右)
某女により奇進、曹洞宗の開祖道元和尚が中国留学の帰国途中暴風雨にあい、観音経を読呪して航海の安全を祈願されたところ、海上に姿を現されたと伝えられる三十三の変化観音の内の一つのお姿です。
弁財天(左)
平成22年末、篤信者により奉納。
インドのサラスウ”ァティー河を神格化されたという、福徳神。
弁舌の神、芸能の神、財運盛隆の神でもあります。
如意輪観音(中)
平成22年9月。
お四国参り結願の折り、 篤信者数名より寄進。
六観音のお一人で、世間には、富貴・資財・勢力・威徳を成就させ、出世間には、福徳・智恵を得て、慈悲心増長し、衆人愛敬されると言います。
天照大神・氏神(八剣大明神)・伏見稲荷大明神(右)
平素の開運祈願・例年の午祭りの修法はこちらで行います。
摩利支天(まりしてん)
「陽炎(かげろう)」の神格化された仏様です。
お姿がこれほど大きく、親しくお参りが出来るのは、大阪畿内でも、当院だけだと思われます。
陽炎(かげろう)が故に、捕らえられず、傷付けられずと言われます。
護法善神として、崇められ、護身・隠身・遠行・得財・保財・争論・敬愛・調伏・降雨・求子息災・延寿・除病苦の利益があります。
捕らわれない、傷つかないとの事から、武将達の信仰を集め、特に、必勝祈願のお徳有りと言われます。
猪の背負った三日月の上に立たれ、日の前に姿を示されます。
お顔は、正面菩薩相・右天童女相・左亥相持物は、特徴的で、智恵を授け、五穀豊穣の為の無憂樹と呼ばれる植物や、悪人の、目や口を縫う為の、針糸を持たれています。
また、≪摩利支天肌守≫も、こちらにお祀りして、ご希望の方に授与しております。